山梨県の美しい自然のなかに佇む、完全予約制の貸切サウナ「山藤サウナ」様。今回はオーナー様に、プライベートサウナを開業したきっかけや、勝沼の自然豊かな集落へのこだわり、そして導入いただいたブロスサウナの電気サウナストーブ「SATモデル(6kW)」の使い心地について、ビジネス視点を交えて詳しくお話を伺いました。
異業種から挑戦。グランピングからプライベートサウナへ変えた理由

まずは、プライベートサウナを作ろうと思われたきっかけを教えてください。
会社を辞めて独立を考えた際、「自分ひとりの力でできるビジネス」として、最初はグランピング経営に関心を持ちました。しかし4〜5年前といえば、大企業が次々と資本を投下して豪華なグランピング施設をつくっていた時期です。
ちょうどその頃、あるプライベートサウナのオーナー様と出会い、「個人がゼロからグランピング経営に参入するのは、資金面でも運営面でも非常にハードルが高い」と現実的な助言をいただきました。同時に、「プライベートサウナであれば、数百万円規模からでも形にできる」と具体的な提案とサポートの手を差し伸べてくださったのです。このコスト感であれば個人事業としても現実的であると判断し、サウナ経営への参入を決めました。もともと温泉や健康・癒しへの興味はありましたが、ビジネスとしての参入障壁の適正さと市場のポテンシャルが、最大の決め手になりましたね。
場所として「山梨県」を選ばれたのはなぜでしょうか。
開業するなら山梨県が良いと決めて物件を探していました。最終的に出会ったのが、勝沼の「深沢」という、いわゆる限界集落と呼ばれる山間部のエリアです。
非常に静かで大自然に囲まれており、目の前には澄んだ川が流れています。川のせせらぎを聞きながら外気浴ができるこの環境は、静寂のなかで「ととのう」時間を求めるお客様にとって、これ以上ない最適なロケーションだと確信しました。この地域に調和する、落ち着けるサウナを作りたいと考えたのです。
コストパフォーマンスと安全性の両立が、ブロスサウナ採用の決め手

数あるサウナストーブのなかから、弊社のブロスサウナを選んでいただいた理由を教えてください。
一言で言えば、圧倒的なコストパフォーマンスの良さです。個人経営において初期投資の回収スキームは非常に重要ですから、価格面でのメリットは大きな魅力でした。
しかし、安ければ何でも良いわけではありません。商業施設として運営する以上、安全性と信頼性は不可欠です。ブロスサウナのストーブは「PSEマーク(電気用品安全法)」をきちんと取得しており、国内でのアフターフォロー体制が整っていることが安心材料になりました。また、実際に実物を確認できるショールームが用意されていたことも、導入を後押しした大きなポイントです。
寒冷地での運用と、6kWストーブのリアルな熱量

今回は「SATモデル(6kW)」を導入いただきました。実際の稼働状況や温度上昇の推移はいかがですか。
設定温度は105℃〜110℃ですね。3月頃に準備を始めたのですが、山間部という土地柄、外気温が15℃を下回るような寒い時期はサウナが温まりにくいのではないかという懸念がありました。しかし、4月中旬のオープン以降、温度が上がりにくいと感じたことはありません。
現在は電源を入れてから約1時間で80℃近くまで上昇します。出入口付近で92〜93℃、室内全体は熱すぎない100℃未満の手前で安定しています。お客様が利用中にロウリュをされても、急激に室温が下がるようなことはなく、熱のリカバリーもスムーズです。若いお客様からも「ちょうど良い熱さ」とご好評をいただいています。
幅広い年齢層の方に楽しんでいただいているそうですね。
はい。私の75歳の母や80歳手前の親戚も入ったのですが、「熱すぎて苦しい」ということがなく、15分間しっかり入浴を楽しめていました。また、小学6年生のお子様も一緒に利用されています。マイルドでありながら芯まで温まる熱感なので、幅広い年齢層の方々に受け入れられるバランスの良いストーブだと感じています。今年の秋冬、さらに外気温が下がった季節にどのような挙動になるか、引き続きデータを見ていきたいですね。
デザインや操作性、メンテナンス面はいかがでしょうか。
デザインに関しては、全面が石に囲まれた「SAOモデル」のような佇まいも魅力的でしたが、今回導入した「SATモデル」の無骨なブラックボディも非常にスタイリッシュで格好良く、気に入っています。
また、電気配線こそ専門業者へ依頼しましたが、ヒーター自体の取り付けは私自身で行いました。日々のオペレーションも、毎日の営業前後に電源スイッチをオンオフするだけ。操作が非常にシンプルで扱いやすく、ワンオペレーションでの運営において大きな助けになっています。
地域に根ざすアットホームな接客と、今後の展望

ハード面だけでなく、ソフト面でのこだわりも教えてください。
お客様が「ただいま」と言って帰ってこられるような、アットホームな空間づくりと接客にこだわっています。限界集落の静かな大自然のなかで、実家に帰ってきたときのような安心感を提供したい。そのために、施設の清潔感には特に気を配っています。お客様の肌が直接触れるベンチや床面などは、1日1回、徹底した清掃と衛生管理を行っています。
リピーターの方に向けたポイントカードも新たに作成しましたので、これから常連のお客様にお配りし、長く愛される施設に育てていきたいですね。
最後に、これからサウナ経営・開業を検討されている方へアドバイスをお願いします。
プライベートサウナの経営において、もっとも重要な根幹は「サウナストーブの選定」だと実感しています。
あわせてアドバイスをするなら、サウナ室の「密閉性」の確保です。実は、当店のバレルサウナは導入初期に木材の乾燥度合いの影響で膨張・隙間が生じてしまい、冷気が入り込んで温度が上がりにくくなるという課題に直面しました。どれだけ優れたストーブを置いても、気密性が損なわれると熱効率が落ちてしまいます。これから開業される方は、施工時の密閉性チェックを徹底されることをおすすめします。
サウナブームの熱狂が落ち着き、市場が成熟期に入りつつある今だからこそ、多様なニーズに応えるサウナ施設が増え、業界全体がさらに盛り上がっていくことを願っています。
当店も、この夏休みまでにお客様にさらに喜んでいただけるよう、自家製の「手作りチラー(水風呂冷却装置)」を完成させるべく準備を進めています!手作りのピザ窯など、まだまだ進化させていく予定ですので、ぜひ夏の山藤サウナへ涼みにお越しください。
【施設情報】

大自然の静寂に包まれる、唯一無二のロケーション
山藤サウナ様の最大の魅力は、勝沼の奥深く、限界集落と呼ばれる山間部だからこそ出会える「圧倒的な非日常感」と「圧倒的な静寂」です。目の前を流れる川のせせらぎ、木々の葉が擦れ合う音、そして澄み渡る空気。都会の喧騒から完全に切り離された大自然に抱かれながら行う外気浴は、ここでしか味わえない極上の「ととのい」へと誘ってくれます。季節ごとに表情を変える美しい風景も、訪れる人の心を深く癒してくれるでしょう。

徹底した清潔感と、心が温まるアットホームな居心地
その極上のロケーションをさらに特別なものにしているのが、隅々まで行き届いたオーナー様のこだわりと、どこかホッとするアットホームなホスピタリティです。1日1回徹底して行われる丁寧な清掃により、肌が触れる場所は常に清潔に保たれており、誰もが安心して心からリラックスできます。また、幅広い年齢層に愛される絶妙な熱感のサウナと、夏に向けて進化を続ける手作りのチラー(水風呂冷却装置)など、お客様にさらに喜んでもらいたいというオーナー様の温かい想いが、施設全体の居心地の良さを創り出しています。

「ただいま」と言いたくなる隠れ家サウナで、特別なひとときを
「ただいま」と言って何度でも帰りたくなるような安心感と、唯一無二の自然環境が融合した山藤サウナ様。ご家族やご友人、あるいは大切な人と、完全プライベートな空間で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。現在は完全予約制にて受付を行っておりますので、極上のリフレッシュ体験を求めている方は、ぜひ山藤サウナ様 公式ホームページ、または公式Instagramにて、詳細をご確認いただき、特別なひとときをご予約ください。

施設概要
施設名: 山藤サウナ
所在地: 山梨県甲州市勝沼町深沢3421
公式Instagram:https://www.instagram.com/yamafuji_sauna/
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