国産サウナ vs 海外サウナ!価格、機能、デザイン…あなたに合うのはどっち?

目次

1.はじめに:自宅にサウナを持つという選択

自宅にサウナを設置する人が増えています。サウナは、心身のリフレッシュに効果的なだけでなく、日々の疲れを癒すための特別な空間としても人気です。しかし、いざサウナを購入しようとすると、国産サウナと海外サウナのどちらを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

2. 国産サウナと海外サウナ、それぞれの特徴とは?

2.1. 【国産サウナ】

メリットデメリット
・サウナ室のサイズや素材、温度設定、照明など、さまざまな要望に合わせられるメーカーが多い。
・日本の環境に合わせた設計のため、夏場でも快適に過ごせる。
・湿気による腐食やカビの発生にも配慮した素材や構造が多い。
・万が一故障した場合でも日本語で対応可能なサポート体制が整っている。
・品質や技術力、安全性に自信を持っているため、価格が高くなる傾向がある。
・オーダーメイドや特殊な素材を使用したサウナは、高額になることも。
・個性的なデザインを求める場合は、選択肢が限られることもある。

2.2. 【海外サウナ】

メリットデメリット
・国産に比べて価格が抑えられている場合が多い。
・デザイン性の高いサウナが多いので、モダンで洗練されたものから個性的なデザインまで選択肢が広い。
・日本の住宅事情に合うコンパクトなものも増えている。
・日本の住宅事情や機構に合わせて作られていないものもあるので、設置が難しかったり、温度や湿度の調整がしにくい可能性もある。
・故障した場合のアフターサービス面では不安がある。
・日本語の説明書が付属していない製品もあるので、設置やメンテナンスに手間がかかる場合がある。

3. 価格で比較!予算に合うのはどっち?

3.1. 本体価格:国産サウナと海外サウナの価格差

国産海外産
・高品質な素材と技術力を駆使しているので、高め。
・一般的にサウナの本体価格は100万円~300万円程度。
・一般的に海外サウナは50万円~150万円程度。
・近年では海外産でも高品質なサウナが登場している。

国産サウナと海外サウナの価格差は、メーカーやモデルによって大きく異なります。そのため、購入前に複数のメーカーの製品を比較検討し、予算に合ったサウナを選ぶことが重要です。

3.2. 導入費用:設置費用や送料、申請サポート費用なども考慮

国産海外産
・設置場所や構造によっては、専門業社による設置工事が必要になる。・輸入品のため、送料や通関費用が別途発生する可能性がある。
・一部の自治体では、サウナの設置に許が必要なことも。

3.3. ランニングコスト:電気代や薪代、メンテナンス費用

サウナのランニングコストは、使用するサウナの種類や頻度によって大きく異なります。電気サウナの場合は電気代が、薪サウナの場合は薪代が主な費用となります。また、定期的なメンテナンス費用も必要となるため、購入前にこれらの費用も考慮しておくことが大切です。国産サウナは、高品質な素材を使用しているため、耐久性が高く、長期間の使用に耐えられることが期待できます。一方、海外サウナは、国産サウナに比べて価格が安い一方で、耐久性が低い場合もあるため、メンテナンス費用がかかる可能性があります。

4. 機能性で比較!求めるサウナ体験を実現できるのは?

サウナは、高温で過ごすことで心身のリフレッシュ効果が期待できる一方、その環境を維持するためには、機能面も重要な要素となります。国産サウナと海外サウナでは、素材や構造、設計思想に違いがあり、それぞれに異なる特徴を持つため、求めるサウナ体験を実現するためには、機能性を比較検討することが大切です。

 国産海外産
素材・ヒノキやスギなど耐久性が高く鹿乗が良いものが多い。
・比較的安価。
・強度が高い北欧材。
・耐水士に優れている。
・比較的価格が高い。
断熱性・日本の機構に適している素材や構造なので、断熱性に優れている。・寒冷地向けの設計なので、断熱性が不足している可能性もある。
品質・比較的安価。  ・価格が高くなる傾向がある。
メンテナンス・定期的な塗装や防腐処理が必要。
・サウナストーンの交換や、ヒーターの清掃なども必要。
・素材や構造によってメンテナンス内容が異なるので、購入前に確認。
・修理に時間がかかったり、部品の入手が困難な場合もある。
対応電圧・200V対応の製品が多い。・北欧は220~230Vなど、各国の標準電圧による。
納期・製造から納期まで、比較的短期間で済む。・輸入等に時間がかかる。
・オーダーメイドの場合は数ヶ月かかることもある。

5. デザインで比較!あなたの好みに合うのは?

5.1. 国産サウナ:シンプル&コンパクト、和テイスト

国産サウナは、機能性を重視したシンプルなデザインが多く、日本の住宅事情に合わせたコンパクトなサイズ感も魅力です。木製の枠組みや、落ち着いた色合いの内装など、和テイストのデザインを取り入れたサウナも多く見られます。自宅に馴染みやすく、落ち着いた空間でサウナを楽しみたい方におすすめです。

5.2. 海外サウナ:スタイリッシュ&バリエーション豊か

海外サウナは、モダンで洗練されたデザインから、個性的なデザインまで、幅広い選択肢があります。北欧風のシンプルでミニマルなデザイン、アメリカンテイストのレトロなデザイン、個性的なデザインなど、様々なテイストのサウナから選ぶことができます。また、サウナ室だけでなく、休憩スペースやシャワー室も、スタイリッシュにデザインされた製品が多く、サウナのある暮らしをトータルで演出したい方におすすめです。

6. あなたに合うサウナはどっち? タイプ別診断チャート

予算、機能性、デザイン、それぞれの優先順位によって最適なサウナは異なります。以下に、タイプ別の診断チャートをまとめました。あなたにぴったりのサウナを見つけるために、参考にしてみてください。

予算を抑えたい 【価格重視型】海外サウナは、国産サウナに比べて価格が抑えられている場合が多く、予算を抑えたい方にとって魅力的な選択肢です。ただし、機能性や耐久性、アフターサービス面では国産サウナに劣る場合もあるため、総合的に判断する必要があります。
本格サウナ体験を求める 【機能性重視型】国産サウナは、日本の高温多湿な環境や住宅事情に合わせた設計がされているため、快適なサウナ体験を提供します。特に、断熱性や耐久性、メンテナンス性においては、海外サウナよりも優れていることが多いです。サウナ室の温度や湿度を適切に保ち、長期間安心して使用できるサウナを選びたい方は、国産サウナがおすすめです。
サウナのある暮らしを楽しみたい 【デザイン重視型】海外サウナは、デザイン性の高い製品が多く、個性的な空間作りにも適しています。北欧風やアメリカンテイストなど、様々なデザインから選ぶことができ、サウナのある空間をトータルでスタイリッシュに演出したい方におすすめです。  

7. まとめ:後悔しないサウナ選びのポイント

国産サウナと海外サウナ、それぞれに魅力があります。価格、機能性、デザインなど、自分のニーズに合ったサウナを選ぶことが大切です。この記事が、あなたにとって最適なサウナ選びの参考になれば幸いです。

執筆者

注文住宅会社での20年以上の経験とサウナ好きがこうじて、サウナストーブを独自企画。実際にフィンランドやエストニアへの視察を行い本場のサウナ文化を感じた上で、フィンランド式のサウナストーブを製品化。ストーブの販売から設置、ブース施工までお任せください!

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