サウナにピアスはOK?NG?気になる疑問を徹底解説!

目次

はじめに

近年、日々の疲れを癒やすサウナは、もはやブームを超えて文化になりつつあると言えるでしょう。しかし、サウナにピアスをつけたまま入って良いのか、迷った経験はありませんか?
実は、サウナにピアスをつけたまま入るのは、場合によっては危険を伴う可能性があります。高温になるサウナ室では、ピアスの金属部分が熱くなってしまい、やけどをしてしまうリスクがあるためです。
今回はピアスを付けたままサウナに入ることについての危険性や注意点などについて解説します。安全で快適なサウナライフを送りましょう。

サウナとピアス:基本はNG!その理由とは?

高温による火傷リスク:金属部分が熱くなることも

サウナ室内の高温環境下では、金属製のピアスは熱伝導率が高いため、想像以上に高温になる可能性があります。

部分ピアスの温度
耳たぶの温度約40℃
金属製のピアス約80℃〜100℃

上記のように、耳たぶと比較してピアス部分の温度は2倍近くになる場合もあるため、うっかり触れてしまうと火傷を負う危険性があります。特に、熱容量の小さい小さなピアスや、熱伝導率の高い銀製のピアスは、短時間で高温になるため注意が必要です。
高温になっていることに気づかず、耳に触れてしまったり、サウナ内で横になった際にピアスが肌に触れてしまったりすることで、火傷を引き起こす可能性があります。

素材によっては変形や変色の可能性も

ピアスの素材によっては、サウナの高温環境下で変形や変色を起こす可能性があります。

素材特徴
熱に強いが、高価
プラチナ熱や薬品に強いが、高価
シルバー熱に弱く、変色しやすい
チタン熱や腐食に強く、軽量
樹脂熱に弱く、変形しやすい

上記は一例ですが、このように素材によって特徴は様々です。
特に、シルバーは熱に弱く変色しやすい素材です。サウナの高温にさらされると、黒ずんだり変形したりする可能性があります。
大切なピアスをサウナで身に着ける場合は、事前に素材の特性を理解しておくことが重要です。

サウナ以外の場所別!ピアス着用OK?NG?

岩盤浴の場合

岩盤浴は、サウナほど高温にならないため、ピアスを着用していても基本的には問題は少ないです。金属部分もサウナほど熱くならず、火傷の心配も少ないです。
しかし、施設によって独自のルールを設けている場合があります。
例えば、以下のようなルールが考えられます。

  • ピアス着用禁止
  • 特定の素材のピアスのみ着用可能

そのため、事前に施設のホームページを確認したり、電話で問い合わせたりして、ピアス着用に関するルールを確認しておきましょう。
施設のルールに従い、安全に岩盤浴を楽しみましょう。

温泉の場合

温泉は、泉質によってピアスへの影響が異なります。特に注意が必要なのが硫黄泉です。硫黄泉は、ピアスの素材によっては変色を引き起こす可能性があります。
金やプラチナなどの貴金属は、比較的変色しにくい素材です。しかし、シルバーや銅などの金属は、硫黄泉に反応して黒ずんでしまうことがあります。
温泉に入る際は、ピアスの素材をよく確認し、心配な場合は外すようにしましょう。どうしても着用したい場合は、温泉施設に問い合わせるか、変色しにくい素材のピアスを選ぶことをおすすめします。

プール・海の場合

プールや海にピアスをつけたまま入ると、細菌感染や化学物質、塩分による刺激、ピアスの変色・紛失、引っかかりによる怪我などのリスクがあります。
特に開けたばかりや金属アレルギーがある場合は注意が必要です。対策として、入水時はピアスを外すのが最も安全です。
どうしても外せない場合は、防水保護や入水後のケアを徹底しましょう。ピアスホールが安定するまでは入水を控えることが大切です。 

サウナ施設を利用する際の注意点

施設のルールは必ず確認!

サウナ施設によって、ピアス着用に関するルールは異なります。
以下のように施設によって様々なルールがあります。

  • 全面的にOK
  • 一部のサウナのみOK
  • 素材によってOK
  • 全面的にNG

上記のように、施設によってルールは様々です。
例えば、金属製のピアスは禁止だが、シリコンや樹脂製のピアスはOKとしている施設もあります。
また、着用するピアスのサイズやデザインを制限している場合もあるため、事前に確認しておきましょう。施設の公式ホームページで確認できるケースが多いですが、不明な場合は電話やメールで問い合わせてみましょう。

ピアスの紛失に注意!外れる可能性も考慮

サウナ室では高温や汗によってピアスが外れやすくなる可能性があります。

注意点詳細
ピアスの形状キャッチが緩んでいないか、安定した形状か確認しましょう。
ピアスをつけた状態のサウナ室での行動髪を触る、タオルで顔や体を拭く際は引っ掛けないように注意が必要です。

万が一、サウナ室でピアスを紛失してしまった場合は、速やかに施設のスタッフに相談しましょう。
サウナはリラックスできる空間ですが、ピアスの紛失は思わぬトラブルにも繋がりかねません。事前にしっかりと確認し、安心してサウナを楽しみましょう。

サウナにピアスを付けるなら?おすすめはサウナ専用アクセサリー

サウナピアスとは?金属アレルギーの人にもおすすめ

サウナピアスとは、サウナ専用に作られたアクセサリーのことで、高温のサウナでも変形や変色を起こしにくい素材で作られており、金属アレルギーの方でも安心して着用できます。 

素材やデザインも豊富!おしゃれも楽しめる

サウナピアスの魅力は、豊富な素材とデザイン展開にあります。肌に優しい素材を使用しているため、金属アレルギーの方でも安心して着用できます。

素材特徴
シリコン軽量で柔らかく、肌への負担が少ない。
チタン耐熱性・耐腐食性に優れ、変色しにくい。金属アレルギーを起こしにくいのも特徴。
セラミック熱伝導率が低く、高温でも熱くなりにくい。
木材自然素材ならではの温かみがあり、おしゃれなアクセントに。

シンプルなデザインから、個性的なデザインまで幅広く揃っているのも魅力です。ピアスホールを塞がずにオシャレを楽しみたい方、サウナでもお気に入りのアクセサリーを身に着けたい方におすすめです。サウナピアスを取り入れて、サウナでの時間をさらに快適でおしゃれに彩りましょう。

まとめ:サウナを楽しむなら、ピアスは慎重に!

サウナは高温で汗をかくため、ピアスの着用はリスクを伴います。安全にサウナを楽しむためには、施設のルールをしっかり確認し、ピアスの素材やデザインにも気を配ることが大切です。万が一、サウナでピアスを着用する場合は、サウナ専用アクセサリーを選ぶなど、安全対策を万端にしてからにしましょう。 

執筆者

注文住宅会社での20年以上の経験とサウナ好きがこうじて、サウナストーブを独自企画。実際にフィンランドやエストニアへの視察を行い本場のサウナ文化を感じた上で、フィンランド式のサウナストーブを製品化。ストーブの販売から設置、ブース施工までお任せください!

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