サウナ、メガネとコンタクトどっち?快適に楽しむ方法を解説

はじめに:サウナとメガネ・コンパクトの関係は?

美容や健康志向で人気上昇中のサウナ。 しかし、高温・多湿なサウナ室では、普段意識していない「目」への影響 も考える必要があります。
普段、メガネやコンタクトレンズを使用している方は、サウナ室でどのように過ごせば良いのでしょうか? 「サウナにメガネは大丈夫?」 「コンタクトレンズをつけたままでも大丈夫?」 と、不安に思う方もいるかもしれません。
そこで、この章では、サウナと目元の関係について詳しく解説していきます。
【結論】サウナにメガネはNG!コンタクトは?

メガネは高温で危険!
サウナ室内の高温は、メガネのフレームに悪影響を及ぼす可能性があります。
| メガネフレームの素材 | 特徴・高温の影響 |
|---|---|
| 金属フレーム | 熱伝導率が高く、高温になることでやけどのリスクがあります。 |
| プラスチックフレーム | 熱で変形したり、劣化が早まる可能性があります。 |
特に、金属フレームは熱伝導率が高いため、高温になったフレームが肌に触れることでやけどをしてしまう危険性があります。また、プラスチックフレームであっても、高温下では変形したり、劣化が早まる可能性があります。
サウナを楽しむ際は、メガネを外すようにしましょう。
コンタクトは基本OK!ただし注意点あり
コンタクトレンズは、メガネと比べてサウナ室内の高温による影響を受けにくいため、基本的には使用OKです。ただし、サウナの高温環境下では、目やコンタクトレンズの乾燥が進みやすくなります。
コンタクトレンズを装着したままサウナに入る場合は、以下の点に注意が必要です。
- 乾燥対策:目薬などでこまめな保湿を心がけましょう。
- 異常時の対応:目の痛みやかすみを感じたら、すぐに使用を中止し、休憩しましょう。
- 水風呂・プール:水中ではコンタクトレンズが外れやすくなるだけでなく、雑菌が入り込みやすくなるため、使用は控えましょう。
これらの注意点を守り、安全にサウナをお楽しみください。

サウナにコンタクトレンズをつける際の注意点

乾燥対策は必須!
サウナ室の高温は、目にとっても過酷な環境です。普段以上に乾燥しやすいため、適切な対策をすることが大切です。
- コンタクトレンズ用装着液:入室前に点眼しておきましょう。サウナ室でも持ち込みが可能であれば、適宜点眼するのがおすすめです。
- 涙に近い成分の目薬:コンタクトレンズを使用していない場合でも、乾燥を感じたらこまめに点眼しましょう。
- 目をこすらない:乾燥や異物感を感じても、ゴシゴシこするのは厳禁です。目に傷をつけたり、炎症を起こす原因になります。
- 目を閉じる時間を意識的に作る:サウナ室では、目を閉じて蒸気を直接浴びないようにすることも効果的です。
これらの対策をしっかり行い、サウナ中の目の乾燥を防ぎましょう。
目の異変を感じたら?
サウナ中に目がゴロゴロしたり、痛みを感じたり、充血したりするなど、少しでも異変を感じたら、無理をせず以下の手順で対処しましょう。
症状が改善しない場合は、眼科医の診断を受けることをおすすめします。違和感がある状態での入浴やサウナの継続は、症状を悪化させる可能性があります。

水風呂やプールでは?
サウナ室と同じように、水風呂やプールでもコンタクトレンズ着用には注意が必要です。
- 水中では外れやすい:水圧によってコンタクトレンズが外れやすくなるため、注意が必要です。
- 水質による影響:水質によっては、目に刺激を感じたり、感染症のリスクが高まる可能性があります。
特に、水風呂は水温が低いため、目に強い刺激を感じる場合があります。サウナ後の水風呂では、一度コンタクトレンズを外して目を休ませるか、使い捨てのコンタクトレンズを使用するのも良いでしょう。プールでは、ゴーグルを着用することで、水中の刺激から目を守ることができます。
快適にサウナを楽しむために~おすすめのメガネ・コンタクトレンズ~

おすすめのコンタクトレンズは?
サウナにコンタクトレンズをつけていく場合、どんなレンズを選べば良いのでしょうか? ずばりおすすめなのは、1dayタイプの使い捨てコンタクトレンズです。
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 1dayタイプ | 衛生的、ケア不要、サウナ後の交換が可能 | 費用がかかる |
| 長期装用タイプ | 費用が抑えられる | 衛生面で劣る、サウナ後のケアが必要 |
1dayタイプなら、サウナの熱や汗でレンズが汚れても、その都度新しいレンズに交換できます。 清潔な状態を保てるので、目のトラブルリスクを減らすことにもつながります。
また、サウナ後の目の乾燥が気になる場合は、低含水レンズもおすすめです。 レンズ自体が水分を多く含んでいないため、目の水分を奪いにくく、乾燥を防いでくれます。
サウナ用メガネも登場している!
最近ではサウナの高温多湿な環境に耐えられるよう、以下のような特徴を持った製品が各メーカーから販売されています。
- 高い耐熱性:フレームやレンズに耐熱温度が高い素材(100℃以上に対応するものが多い)を使用し、変形や破損を防ぎます。
- 曇り止め加工:温度差でレンズが曇るのを抑え、クリアな視界を保ちます。
- 金属不使用・錆びにくい素材:金属製のパーツを使用せず、汗や水濡れによる錆びや腐食を防ぎます。また、熱で金属が熱くなり、やけどをするリスクも低減します。
- 軽量で快適な装着感:長時間の使用でも負担が少ないように軽量化されています。
【おすすめのメガネ】JINS SAUNA
JINS SAUNA(ジンズ サウナ)は、フレームとレンズに耐熱温度120℃の素材を採用しているため、サウナの高温環境下でも変形しにくいのが大きな特徴です。また、レンズにはくもり止め加工が施されており、サウナや入浴中でもクリアな視界を保てます。さらに、濡れても錆びにくい素材が使われており、日常使いもできるデザインでありながら、自分の度数(左右差や乱視にも対応)で作れる「サ陸両用」の高機能メガネです。
【おすすめのメガネ】OWNDAYS サウナメガネ
OWNDAYSのサウナメガネは、「周囲がぼやけて、ととのえない!」というメガネサウナーの悩みを解決するために開発されました。熱に強い素材を使用し、熱による変形やひび割れが起こりにくいレンズを採用。さらに、ネジなどの金属パーツを使わず錆びの心配がないため、サウナやお風呂でも快適に使用できます。左右差や乱視にも対応可能な度付きレンズで、クリアな視界でサウナを楽しめます。
【おすすめのメガネ】メガネの愛眼 FORゆ
メガネの愛眼の「FORゆ(フォー・ユー)」は、耐熱温度120℃~130℃のポリカーボネート製で、サウナや入浴時の熱による変形や破損を防ぐお風呂・サウナ専用メガネです。金属パーツを一切使用していないため、水濡れによる錆びの心配がありません。専用の「ととのえシ〜ト」で曇り止め効果を維持でき、近視・遠視・乱視に対応した度数で作れるため、クリアな視界で安全かつ快適にサウナやバスタイムを楽しめます。
サウナ後のアイケアも忘れずに!
サウナ後は、目元も乾燥しがちです。
快適なサウナタイムの後も、目の健康を守るために入念なアイケアを行いましょう。
具体的なケア方法
- 洗顔で目元を清潔に:洗顔料をよく泡立てて、目元を優しく洗いましょう。
- 疲れ目に効く目薬を点眼:サウナの高温環境下では、目は想像以上に疲れています。
- アイマスクで保湿:市販の使い捨てアイマスクや、温めたタオルを目の上に置くのも効果的です。
- 十分な睡眠をとる:睡眠不足はドライアイなどの原因になります。
これらのケアを継続することで、健やかな目を保ちながら、サウナを満喫することができます。

まとめ:自分に合ったメガネ・コンタクトの使用でサウナを楽しもう!

サウナで快適に過ごすためには、目元のケアも大切です。メガネは高温で危険を伴うため使用を控え、コンタクトレンズを使用する場合は乾燥対策を万全にしましょう。
- メガネの使用:高温による火傷の危険があるため、使用は控えましょう。
- コンタクトレンズの使用:長時間の使用や乾燥に注意し、こまめなケアを行いましょう。
サウナ後のアイケアも忘れずに行い、少しでも目の異変を感じたら、すぐに使用を中止して眼科医に相談してください。
これらのポイントを踏まえ、自分に合った方法でサウナを満喫しましょう。


