サウナの効果を最大限に引き出すタオルの使い方&持ち物リスト

目次

1. はじめに:サウナの効果を最大限に引き出すタオル活用術!

タオルを制する者はサウナを制す!?

サウナの効果を最大限に引き出すためには、タオルの使い方をマスターすることが重要です。タオルはただ汗を拭くだけのアイテムではありません。発汗を促したり、熱から肌を守ったり、のぼせ防止に役立ったりと、サウナを楽しむ上で欠かせない役割を担っています。

用途使い方効果
発汗促進タオルを濡らして体に当てる、タオルで体を軽く叩く血行が促進され、発汗作用が高まります。
熱からの保護頭に巻く、顔に当てる熱から髪や肌を守り、負担を軽減します。
のぼせ防止頭や心臓に冷水をかけたタオルを当てる、外気浴時に首に巻く体温の上昇を抑え、のぼせを予防します。
保温外気浴時に体を包む体温の低下を防ぎ、冷えから身を守ります。

タオルの使い方次第で、サウナの効果を高めたり、より快適に過ごしたりすることができます。

2. サウナの効果を底上げするタオル活用術

汗を拭くだけじゃない!タオルの様々な使い方

サウナにタオルは必須アイテムですが、ただ汗を拭くだけだと思っていませんか?実は、タオルの使い方次第で、さらに快適で効果的なサウナ体験を実現できるのです。

使い方効果
頭に巻く熱から髪や頭皮を守る
顔に当てるのぼせ防止
体に巻く保温効果を高める
サウナストーンに水をかける際に使用する蒸気を穏やかに拡散させる

例えば、熱くなったサウナ室でタオルを頭に巻けば、熱から髪や頭皮を守ることができます。また、水風呂に入る際にタオルで体を拭くことで、急激な温度変化から体を守り、外気浴では保温効果を高めることができます。このように、タオルは様々な場面で活躍する万能アイテムと言えるでしょう。

発汗を促す

サウナの効果を最大限に引き出すには、発汗を促すことが重要です。タオルを使うことで、さらに効率的に発汗を促すことができます。

方法説明
熱いタオルを肌に当てるサウナ室で温めたタオルを、肌に直接当てることで、温熱効果で血行が促進され、発汗が促されます。
タオルで身体を軽く叩く血行が促進され、発汗が促されます。ただし、叩きすぎると肌への負担が大きくなるため、優しく叩くようにしましょう。
タオルで身体をこする身体をこすることで摩擦熱が発生し、発汗を促します。特に、汗腺の多い脇の下や首筋などを重点的にこすると効果的です。

これらの方法を組み合わせることで、より効果的に発汗を促すことができます。ご自身の体調や好みに合わせて、無理のない範囲で行いましょう。

熱から髪や肌を守る

サウナの高温は、時に髪や肌にダメージを与えてしまうことも。タオルをうまく活用すれば、熱から髪や肌を守り、サウナをより快適に楽しむことができます。

用途使い方効果
髪を守るタオルを頭に巻く高温から髪を守り、乾燥やパサつきを予防
顔を守るタオルを顔に当てる熱気を和らげ、肌の乾燥を防ぐ

サウナ室内では、タオルを頭に巻いたり、顔に当てたりすることで、直接的な熱から髪や肌を守りましょう。特に、髪が長い方はタオルで髪を包み込むようにすると、熱によるダメージを軽減できます。また、顔にタオルを当てる際は、呼吸しやすいようにタオルと顔の間に少し空間を作ると良いでしょう。

のぼせを防ぐ

サウナで気持ちよく汗をかいた後は、水風呂や外気浴でクールダウンするのが一般的です。しかし、急激な温度変化は体に負担がかかり、のぼせてしまうことも。

そこでタオルが役立ちます。水風呂に入る前に、タオルで頭や首元を冷やすことで、体の表面温度を下げ、のぼせ防止に繋がります。

部位冷やす効果
体の熱を効率的に逃がす効果
首の後ろ血管を冷やし、血圧の急上昇を抑える効果

また、水風呂から上がった後も、濡れたタオルで体を拭くことで、急激な体温の上昇を防ぎ、のぼせにくくします。

外気浴で保温

サウナで十分に温まった後は、外気浴でゆっくりとクールダウンするのがおすすめです。 しかし、外気浴中に体が冷えすぎてしまうと、せっかくのサウナの効果が半減してしまいます。

そこで活躍するのがタオルです。外気浴では、タオルを体に巻くことで保温効果を高めることができます。

巻き方メリットデメリットおすすめシーン
頭に巻くのぼせ防止になる
日焼け防止になる
サウナ後の休憩
首に巻く首元を温めることで、冷えを防ぐ
おしゃれに見える
サウナ後、少し肌寒いと感じる時
肩に羽織る冷えやすい肩周りを温める
動きやすい
体全体を保温するには不十分サウナ後、軽い羽織ものが欲しい時
体に巻く体全体を保温できる動きにくいサウナ後、しっかりと体を温めたい時

外気浴でのタオルの使い方は、上記の表のように様々なものがあります。 その時の気温や体調に合わせて、タオルを使い分けてみましょう。

シチュエーション別の使い方

サウナの効果を最大限に引き出すタオル活用術は、サウナ室、水風呂、外気浴の各場面によって異なります。

場面使い方効果
サウナ室頭や顔に巻く熱さ対策
サウナ室汗を拭く清潔さを保つ
サウナ室ベンチに敷く衛生面を保つ
水風呂身体を拭く水滴を拭き取って冷えすぎ防止
外気浴身体に巻く保温
外気浴頭に巻く風邪予防

例えば、サウナ室では、熱い蒸気から髪や肌を守るためにタオルを巻くのがおすすめです。頭部を覆うことで、のぼせ防止にも役立ちます。水風呂では、タオルで水滴を拭き取ることで、急激な体温低下を防ぎます。外気浴では、タオルを羽織ることで保温効果を高め、快適に過ごせます。このように、タオルの使い方次第で、サウナの効果を高め、より快適な時間を過ごすことができます。

サウナ室内での使い方

サウナ室では、高温による熱気はもちろんのこと、タオルの使い方次第で、より快適に過ごすことができます。ここでは、サウナ室内でのタオルの使い方をご紹介します。

使い方説明
頭や顔に巻く熱から頭や顔を守り、のぼせ防止にも効果的です。
身体に巻く直接肌に触れる熱気を和らげ、やけどを防ぎます。
汗を拭くこまめに汗を拭くことで、サウナ室内の湿度を一定に保ち、快適な環境を作ることができます。
シート代わりに敷くサウナベンチに直接座るのが気になる場合、タオルを敷くことで、衛生面を気にせずサウナを楽しむことができます。

タオルは汗を拭くだけでなく、熱から身を守ったり、快適な環境を作ったりと様々な使い方ができます。自分にとって快適な使い方を見つけて、サウナを最大限に楽しみましょう。

水風呂での使い方

水風呂に入るときも、タオルが役立ちます。水風呂では、以下の様な使い方をすることで、より快適に水風呂を楽しむことができます。

使い方メリット
頭にかぶる頭の温度を下げることで、水風呂への抵抗感を減らし、長く入ることができる。
首に巻く首の血管を冷やすことで、体への負担を軽減する。
体にかける急激な温度変化から体を守る。特に、心臓やお腹など、冷えやすい部分を覆うと良い。

水風呂から上がるときにも、タオルで体を拭くことで、急激な体温の上昇を防ぐことができます。

外気浴での使い方

外気浴では、タオルの使い方次第で、さらに快適にくつろぐことができます。

使い方メリット
身体に巻く冷えすぎを防ぎ、保温効果を高めます。
地面に敷く地面の冷たさや汚れから守ってくれます。
頭に巻く頭部の急激な温度変化を防ぎます。

外気浴は、サウナと水風呂で交互に温冷刺激を与えることで得られるリフレッシュ効果を最大限に高めるための大切な時間です。風の心地よさを感じながら、リラックスできる空間を作りましょう。温度調節を意識して、タオルを活用してみてください。

3. サウナに最適なタオルの選び方

素材

サウナで使用するタオルを選ぶ上では、素材選びが非常に重要になります。タオルの素材によって吸水性や速乾性、肌触りなどが大きく変わるためです。ここでは、サウナタオルに人気のある素材の特徴をまとめました。

素材特徴サウナでの使用感
綿天然素材ならではの優しい肌触りで吸水性に優れている汗を良く吸い取ってくれるので、サウナ初心者の方にもおすすめ
リネン吸水・速乾性に優れ、抗菌性も高いサラッとした肌触りで、高温多湿なサウナ室でも快適
マイクロファイバー非常に細い繊維でできているため、吸水性・速乾性が抜群コンパクトに折り畳めるので持ち運びに便利

上記以外にも、綿とリネン、マイクロファイバーなど、異なる素材を組み合わせたタオルも販売されています。それぞれの素材の特徴を理解した上で、自分に合った素材のタオルを選びましょう。

吸水性

サウナで大量にかく汗を素早く吸収してくれる吸水性の高さは、タオル選びで最も重視すべきポイントの一つです。

吸水性レベル説明サウナでの使い心地
汗を瞬時に吸い取ってくれるサウナ室内の汗拭き、水風呂上がりの使用で快適
ある程度の汗は吸収してくれるサウナ室内での使用は問題ないが、水風呂上がりは少し物足りない
汗をあまり吸い取らないサウナ室、水風呂上がりどちらの使用にも向かない

吸水性が低いタオルだと、汗を拭いても肌に残ってしまい、不快な思いをすることがあります。また、水風呂上がりに体を拭いても、なかなか水分が蒸発せず、体が冷えてしまうことも。

タオルの吸水性は、素材によって大きく変わるため、後述する「素材」の項目も参考にしながら、自分に合った吸水性のタオルを選びましょう。

速乾性

サウナでは大量の汗をかくため、タオルの速乾性は非常に重要です。乾きが遅いと、濡れたタオルを体に巻くことになり、不快なだけでなく、冷えの原因にもなります。また、速乾性に優れたタオルであれば、洗濯後もすぐに乾くので、毎日サウナを楽しむ方にも最適です。

メリットデメリット
・不快感を軽減できる・ 吸水性が低い場合がある
・冷えの防止になる
・洗濯後もすぐに乾く

速乾性に影響する要素としては、タオルの素材や製法が挙げられます。一般的に、綿100%よりも、マイクロファイバーなどの化学繊維を混紡したタオルの方が速乾性が高い傾向があります。

耐久性

サウナは高温多湿な環境のため、タオルへの負担も大きくなります。繰り返し使用することを考えると、耐久性はタオル選びの重要なポイントです。

特性メリット
繰り返し洗濯に強い長く愛用できるため、経済的
型崩れしにくい見た目が悪くならず、快適に使い続けられる
色落ちしにくい美しい状態を長く保てる

耐久性の高いタオルを選ぶことで、長く愛用することができます。お気に入りのタオルを長く使い続けることは、愛着にも繋がり、サウナタイムをさらに充実させてくれるでしょう。

サイズ

フェイスタオル

サウナにおいて、フェイスタオルは最も汎用性の高いアイテムと言えるでしょう。

用途メリット
汗拭き常に清潔な状態を保てる
頭や顔への熱を防ぐのぼせ防止、髪や肌の乾燥対策になる
水風呂後の体拭き水滴を拭き取り、冷えすぎを防ぐ
サウナマット代わりに敷く直接肌に触れないので衛生的

コンパクトで持ち運びやすく、様々な使い方ができるため、最低2枚は持参するのがおすすめです。1枚は頭や顔に巻く用、もう1枚は身体を拭く用と分けておくとより快適にサウナを楽しむことができます。

また、濡れたフェイスタオルを凍らせて持参するのもおすすめです。凍らせたタオルで顔や首を冷やすことで、サウナ室でのぼせるのを防ぐ効果が期待できます。

バスタオル

バスタオルは、サウナ室へ持ち込むのはもちろん、水風呂後や外気浴での保温にも最適です。体全体を包み込むことができるため、冷えやすい方は一枚あると安心です。

メリットデメリット
バスタオル・全身を包み込めるので保温効果が高い
・水風呂後も安心
・かさばる場合がある

サウナ施設によっては、バスタオルの貸し出しを行っていない場所もあるので、事前に確認しておきましょう。 自分のバスタオルを持ち込む際は、他の利用客の迷惑にならないよう、大きすぎるものや吸水性に欠けるものは避け、ルールとマナーを守って使用しましょう。

その他

デザイン

サウナ用のタオルを選ぶ際には、機能性はもちろんですが、デザインにもこだわりたいところです。お気に入りのデザインのタオルを使うことで、サウナタイムがより楽しく、充実したものになります。

デザインメリット
シンプルなデザイン飽きがこなく、長く使える。他のタオルと組み合わせやすい。
おしゃれなデザインサウナに行くのが楽しくなる。ファッションの一部として楽しめる。
サウナ施設のロゴ入りタオルサウナ愛をアピールできる。その施設の記念になる。

最近では、サウナ専用のブランドや、おしゃれなデザインのタオルを販売するショップも増えています。

  • 落ち着いた色合いのものや、北欧風のシンプルなデザインのタオルは、年齢や性別を問わず人気があります。
  • サウナ好きを公言する「サウナー」の間では、サウナハットやサウナマットとお揃いのデザインのタオルも人気を集めています。

ぜひ、お気に入りのデザインのタオルを見つけて、サウナライフをさらに充実させましょう。

価格

サウナタオルの価格は、素材やサイズ、ブランドによって大きく異なります。

一般的に、綿100%のタオルは安価なものから高価なものまで幅広く、マイクロファイバータオルはやや高価な傾向があります。リネンやバンブーファイバーなどの天然素材を使ったタオルは、さらに高価格帯になります。

おおよその価格帯は以下の通りです。

素材価格帯
綿100%500円〜3,000円
マイクロファイバー1,000円〜5,000円
リネン2,000円〜10,000円
バンブーファイバー1,500円〜8,000円

サウナタオルを選ぶ際には、予算に合わせて素材やサイズを検討するようにしましょう。毎日使うものなので、お気に入りのタオルを見つけて、快適なサウナタイムを過ごしてください。

4. サウナ上級者も注目!おすすめサウナタオルを紹介

素材別おすすめタオル

サウナに最適なタオルの素材は、大きく分けて以下の3つです。それぞれの素材の特徴を理解して、自分にぴったりの一枚を見つけましょう。

素材特徴おすすめポイント
綿吸水性が高い、肌触りが良いサウナ初心者の方
リネン速乾性が高い、耐久性が高いサウナに頻繁に通う方
マイクロファイバー軽量、コンパクト旅行や持ち運びが多い方

・綿

綿は吸水性に優れており、肌触りが良いのが特徴です。サウナ初心者の方には、まず綿のタオルをおすすめします。

・リネン

リネンは吸水・速乾性に優れており、耐久性が高いのが特徴です。洗濯を繰り返しても劣化しにくいので、サウナに頻繁に通う方におすすめです。

・マイクロファイバー

マイクロファイバーは吸水性・速乾性に優れており、軽量でコンパクトなのが特徴です。旅行や持ち運びが多い方におすすめです。

サイズ別おすすめタオル

サウナに適したタオルのサイズは、用途によって異なります。

サイズおすすめポイント
フェイスタオルサウナ室内での汗拭きや顔乗せに最適なサイズ
バスタオル水風呂後や外気浴での体巻きに最適なサイズ。サウナ室にも持ち込める余裕のあるサイズ感が◎

<フェイスタオル>

コンパクトで持ち運びやすく、サウナ室内の汗拭きや顔乗せに最適です。ただし、水風呂後や外気浴で体を拭くには小さい場合があるので、バスタオルと併用するのがおすすめです。

<バスタオル>

水風呂後や外気浴で体を包んで拭くのに十分な大きさがあります。サウナ室にも持ち込める余裕のあるサイズ感が魅力です。サウナ室で全身に敷いて使うこともできます。大きすぎる場合は、コンパクトに折り畳めるタイプを選びましょう。

5. サウナに持っていくべきものリスト

サウナ必須アイテム

サウナの効果を最大限に引き出し、快適に過ごすために、以下のアイテムは必ず持参しましょう。

アイテム説明
サウナマットサウナ室や浴室で、直接座ったり寝転んだりする際に使用します。衛生面を保つため、また、熱い床から体を守るためにも必須です。
タオル汗を拭いたり、体を覆ったり、様々な用途で使います。サウナには最低でも2枚は持参しましょう。
水分補給用ドリンクサウナでは大量の汗をかくため、こまめな水分補給が必須です。水やスポーツドリンクを持参しましょう。

これらのアイテムを揃えて、万全の準備でサウナに臨みましょう!快適なサウナ体験をサポートします。

あると便利なアイテム

サウナの効果をさらに高め、快適なサウナタイムを過ごすために、あると便利なアイテムをご紹介します。

アイテム効果やメリット
サウナハット頭皮や髪を熱から保護し、のぼせ防止にも効果的です。
サウナマットサウナ室や休憩スペースで、衛生的に快適に過ごせます。
水分補給用ドリンクサウナで失われた水分を補給し、脱水症状を防ぎます。
防水ケース付きスマホサウナ室でもスマホを安全に使用できます。時間管理や音楽鑑賞などに便利です。
ボディソープ、シャンプーサウナ後のリフレッシュに。自分の好みのものを持参するとより快適です。

これらのアイテムは必須ではありませんが、持参することでより快適で充実したサウナ体験ができます。ぜひ自分に必要なアイテムを見つけて、サウナをもっと楽しんでください。

6. まとめ:自分にぴったりのタオルを見つけて、サウナをもっと楽しもう!

サウナの効果を最大限に引き出すタオルの使い方、そしてタオル選びのポイントをご紹介しました。

素材、サイズ、デザインなど、タオルと一言で言っても実に様々な種類があります。

ポイント詳細
素材吸水性・速乾性・耐久性に優れたものがおすすめ!
サイズ用途に合わせてフェイスタオル・バスタオルを使い分けよう!サウナハットやサウナポンチョなどもおすすめ!
デザイン自分の好みに合ったデザインのタオルを見つけよう!

自分にぴったりのタオルを見つけて、より快適で充実したサウナタイムを過ごしましょう!

執筆者

注文住宅会社での20年以上の経験とサウナ好きがこうじて、サウナストーブを独自企画。実際にフィンランドやエストニアへの視察を行い本場のサウナ文化を感じた上で、フィンランド式のサウナストーブを製品化。ストーブの販売から設置、ブース施工までお任せください!

目次