サウナにコンタクトで行っても大丈夫?注意すべきリスクと対策を解説

目次

1. サウナにコンタクトレンズで行っても大丈夫?

基本的にはOK?

サウナにコンタクトレンズを着けて入っても大丈夫なのでしょうか? 多くの人が疑問に思う点だと思います。結論から言うと、一概に「OK」や「NG」と断言することはできません。

判断基準内容
コンタクトレンズの種類1dayタイプやソフトレンズ、ハードレンズなど、種類によってサウナでの使用の適性は異なります。
目の健康状態ドライアイなどの持病がある場合は、サウナでコンタクトレンズの使用を控えた方が良いでしょう。
サウナの環境サウナ室の温度や湿度、滞在時間によって、目に与える影響も変わってきます。

そのため、ご自身の状況やコンタクトレンズの種類、サウナの環境などを考慮して判断する必要があります。 次の章では、サウナでコンタクトレンズを着用する際のリスクについて詳しく解説していきます。

多くの人の疑問

サウナに入るとき、コンタクトレンズはどうしたらいいのでしょうか? 多くの人が疑問を抱えています。

疑問詳細
コンタクトレンズのままで大丈夫?高温のサウナ室でレンズが変形したり、目に悪影響はないか心配…
目が乾燥しないか心配サウナの熱でレンズが乾いて、目に傷がついたりしないか不安…
サウナ用のコンタクトレンズはある?サウナに適した特別なコンタクトレンズがあるのか知りたい…

このように、サウナとコンタクトレンズの相性については、様々な疑問や不安の声が上がっています。 次章以降では、これらの疑問を解消し、安心してサウナを楽しめるよう、専門家の見解や具体的な対策方法を詳しく解説していきます。

専門家の見解は?

サウナにコンタクトレンズをつけたまま入るのは大丈夫なのか、多くの人が疑問に感じていますよね。専門家の間でも、意見は分かれています。

見解説明
基本的に問題ないコンタクトレンズの素材や技術の進歩により、サウナ程度の熱では変形や損傷は起こりにくいという意見。
注意が必要サウナの高温や乾燥は、目に負担をかけやすく、コンタクトレンズの着用は控えた方が良いという意見。

それぞれの専門家の意見を踏まえて、最終的には、自身の目の状態やサウナの環境などを考慮して判断する必要があります。不安な場合は、眼科医に相談することをおすすめします。

2. サウナでコンタクトレンズ着用で起こるリスク

乾燥

サウナの密閉された高温空間では、大量の汗をかき、体内の水分が失われます。当然、目も例外ではありません。普段以上に涙の蒸発が促進され、目が乾燥しやすくなるのです。

現象詳細
高温による涙の蒸発サウナの高温環境では、涙の蒸発が通常時よりも早まります。
ドライアイのリスク増加涙の量が減り、目の表面が乾くことで、ドライアイのリスクが高まります。

もともとドライアイの方はもちろん、そうでない方もサウナではいつも以上に目の乾燥に注意が必要です。重度のドライアイになってしまうと、視力低下や眼精疲労だけでなく、深刻な眼病を引き起こす可能性もあります。適切な対策を講じ、目の乾燥を防ぎましょう。

高温による涙の蒸発

サウナ室の高温環境では、私たちの目は想像以上に乾燥しやすい状態に置かれます。

高温によって涙の水分が蒸発しやすくなるためです。涙は、眼球の表面を潤し、細菌やゴミから目を守る役割を担っています。

要因説明
高温環境サウナ室内の高温により、涙の水分が通常よりも早く蒸発する
乾燥した空気サウナ室内の空気は乾燥していることが多く、これも涙の蒸発を促進する要因となる

通常、涙は常に分泌され、目の表面を潤していますが、サウナの高温下に長時間いると、涙の分泌が追いつかなくなり、目が乾燥しやすくなります。

これが、ドライアイのリスクを高めることにつながるのです。

ドライアイのリスク増加

サウナ内は高温なため、涙が蒸発しやすくなります。 普段からドライアイ気味の人は、さらに症状が悪化する可能性があります。

ドライアイの症状例
目に乾燥感や異物感がある
目がゴロゴロする
光をまぶしく感じる
目が疲れやすい

コンタクトレンズを装着したままですと、これらの症状が出やすくなってしまうため注意が必要です。

熱による変形

サウナの高温環境下では、コンタクトレンズが熱によって変形してしまうリスクがあります。

  • コンタクトレンズの種類によっては、サウナの高温に耐えられず、レンズが変形してしまう可能性があります。
  • 特に、ソフトコンタクトレンズは水分を多く含んでいるため、高温により乾燥しやすく、変形の危険性が高まります。
  • 変形したレンズを使用し続けると、視界不良に繋がったり、角膜を傷つけたりするなど、目に悪影響を及ぼす可能性があります。
コンタクトレンズの種類熱による変形のしやすさ
ソフトコンタクトしやすい
ハードコンタクトしにくい

ただし、ハードコンタクトレンズであっても、サウナの室温によっては変形する可能性もゼロではありません。ご自身の使用しているコンタクトレンズの耐熱温度を確認するようにしましょう。

コンタクトレンズの種類によっては変形の可能性

サウナの高温環境下では、コンタクトレンズの種類によってはレンズが変形してしまう可能性があります。コンタクトレンズは材質によって耐熱性が異なり、高温に弱い素材の場合、サウナの熱によって変形してしまうことがあるのです。

コンタクトレンズの種類主な素材耐熱性サウナでの使用
ハードコンタクトレンズ硬質プラスチック比較的高い変形の可能性は低い
ソフトコンタクトレンズハイドロゲル低い変形の可能性がある
シリコンハイドロゲルシリコンとハイドロゲルの混合高い変形の可能性は低い

もし、サウナ中にコンタクトレンズが変形してしまうと、視界がぼやけたり、目に痛みを感じたりすることがあります。最悪の場合、角膜に傷がついてしまう可能性も考えられます。そのため、サウナに入る際は、ご自身の使用しているコンタクトレンズの素材や耐熱性を事前に確認しておくことが大切です。

目への悪影響

高温環境下でコンタクトレンズを使用し続けると、レンズの変形以外にも、下記のような様々なリスクが考えられます。

目の症状例概要
角膜上皮剥離高温乾燥により角膜が傷つき、角膜上皮が剥がれてしまう病気。強い痛みを伴う場合も。
角膜潰瘍角膜に傷ができ、細菌やウイルスに感染することで起こる病気。最悪の場合、失明に至ることも。
コンタクトレンズのずれサウナの熱によりレンズが縮んでしまい、レンズがずれたり、目に張り付いてしまうことも。
眼圧上昇サウナの熱によって眼圧が上昇し、眼精疲労や頭痛、吐き気を引き起こすことも。緑内障の人は特に注意が必要。

これらの症状は、一時的なものから、深刻な視力障害を引き起こすものまで様々です。 目や視力に影響が出る前に、予防と適切な対策を行うことが大切です。違和感を感じたら、すぐに使用を中止し、眼科医に相談しましょう。

視界不良

サウナの高温環境では、コンタクトレンズの水分が蒸発しやすくなるため注意が必要です。レンズが乾燥すると、以下のような視界不良を引き起こす可能性があります。

現象説明
レンズの曇りレンズの水分が蒸発することで、表面が曇り視界がぼやける
涙の偏り汗が目に入り、涙の量が一時的に増加することで、レンズと目の間に涙が偏り、視界が歪む

特に、ソフトコンタクトレンズは水分含有量が多いため、乾燥による視界不良が起こりやすい傾向にあります。サウナ中に視界がぼやけたり、歪みを感じたりする場合は、無理をせず休憩を取るようにしましょう。

レンズの乾燥による曇り

サウナ内は高温なため、涙が蒸発しやすく、コンタクトレンズが乾燥しやすくなります。すると、レンズの表面に微細な凹凸ができ、光が乱反射することで視界が曇ってしまいます。

現象説明
涙の蒸発サウナの高温環境により、涙が通常よりも早く蒸発する
コンタクトレンズの乾燥涙の蒸発に伴い、コンタクトレンズの水分も奪われ乾燥する
レンズ表面の凹凸の発生乾燥したレンズ表面では、均一な状態を保てなくなり、微細な凹凸が発生する
光の乱反射レンズ表面に凹凸があると、光が様々な方向に反射するため、視界がぼやけたり、曇って見えたりする

特に、ソフトコンタクトレンズは水分含有量が多いため、乾燥による曇りが起こりやすい傾向があります。視界不良は、安全確保の面からも注意が必要です。

汗が目に入った時の影響

サウナ中は大量の汗をかきます。 そして、この汗が目に入ることによって、コンタクトレンズ着用者は以下のようなリスクを負う可能性があります。

リスク具体的な内容
視界不良汗が目に入ることで、コンタクトレンズに塩分や汚れが付着し、一時的に視界がぼやけることがあります。
不快感汗が目に入ると、刺激を感じたり、目に違和感を感じたりすることがあります。
眼感染症汗には雑菌が含まれている可能性があり、それが原因で結膜炎などの眼感染症を引き起こすリスクがあります。

特に、普段から目の敏感な方やドライアイの方は注意が必要です。 汗が目に入った場合は、すぐに目を洗うようにし、異物感や痛みなどが残る場合は、眼科医に相談しましょう。

眼感染症

サウナ内は高温多湿な環境のため、細菌が繁殖しやすく、コンタクトレンズの使用によって眼感染症のリスクが高まる可能性があります。特に、コンタクトレンズケースの衛生状態が悪い場合は注意が必要です。

感染症の種類症状
結膜炎目の充血、かゆみ、涙目、目やに
角膜炎目の痛み、視力低下、異物感、涙目

サウナ後は、手を清潔に洗い、使い捨ての目薬を使用するなど、適切な目のケアを行いましょう。

  • 手を石鹸で丁寧に洗い、清潔にする
  • 清潔なタオルで水気を拭き取る
  • コンタクトレンズを外し、洗浄・消毒する
  • 使い捨ての目薬を点眼する

これらの対策を怠ると、眼感染症のリスクが高まる可能性があります。目の健康を守るためにも、サウナ後の適切なケアを心がけましょう。

コンタクトレンズケースの衛生状態

サウナ施設内は高温多湿な環境であることが多く、コンタクトレンズケース内部も雑菌が繁殖しやすい状態です。清潔でないケースを使用すると、レンズに雑菌が付着し、眼感染症を引き起こすリスクが高まります。

ケースの状態リスク
濡れたまま雑菌が繁殖しやすい
長期間洗浄していないカビや雑菌が付着している可能性
破損しているケース内部に雑菌が侵入しやすい

これらのリスクを避けるためにも、コンタクトレンズケースは常に清潔に保つように心がけましょう。具体的には、使用後はレンズケースを洗浄液で洗い、自然乾燥させることが大切です。また、定期的に新しいケースに交換することも有効な手段です。

サウナ後の目のケア

サウナから出た後は、高温環境によって負担がかかった目をいたわることが大切です。以下の点に注意して、適切なケアを行いましょう。

ケア方法内容
洗顔目の周りを清潔にするために、ぬるま湯で優しく洗いましょう。
冷却冷たいタオルや保冷剤などで目を冷やし、炎症を抑えましょう。
人工涙液タイプの目薬の使用乾燥した目に潤いを与えましょう。防腐剤不使用のものを選ぶようにしましょう。
コンタクトレンズの装着は時間を置くサウナ後は目が敏感になっているため、しばらく時間を置いてからコンタクトレンズを装着しましょう。
目を休ませるテレビやスマートフォンなどの使用は控え、目を休ませる時間を設けましょう。

これらのケアをしっかり行うことで、目のトラブルを予防し、快適にサウナを楽しむことができます。

3. サウナでコンタクトレンズを使う場合の対策

1dayタイプのコンタクトレンズの使用

サウナでは、使い捨ての1dayタイプのコンタクトレンズの使用がおすすめです。

1dayタイプのコンタクトレンズは、毎日新しいレンズに交換するため、レンズに汚れや細菌が付着しにくく、衛生的です。サウナのような高温多湿な環境では、特にレンズの清潔さが重要になります。

メリットデメリット
衛生的コストがかかる
お手入れ不要毎日交換が必要
持ち運びに便利度数によっては種類が少ない場合がある

1dayタイプのコンタクトレンズを使用する場合は、サウナに入る前に新しいレンズに交換しましょう。また、サウナから出た後も、新しいレンズに交換することが大切です。

定期的な目薬の使用

サウナ室では、高温によって涙が蒸発しやすくなるため、意識的に目を潤すことが重要です。定期的に目薬を点すことで、目の乾燥を防ぎ、快適なサウナタイムを過ごせるでしょう。

目薬の種類特徴
人工涙液防腐剤無添加のものがおすすめ
ヒアルロン酸配合保水力が高く、涙の蒸発を防ぐ効果が期待できる

目薬を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • コンタクトレンズ使用可であることを確認する。
  • 防腐剤無添加のものを選ぶ。
  • 清潔な手で点眼する。

目薬は、サウナに入る前、サウナ室から出た後、そして目の乾燥を感じた時に使用するのが効果的です。ただし、使いすぎると逆にドライアイを悪化させる可能性もあるため、注意が必要です。

目を潤す工夫

サウナ室内の高温環境では、涙の蒸発によって目が乾燥しやすくなります。コンタクトレンズを着用している場合は、さらに乾燥を感じやすいため、目を潤す意識的な工夫が大切です。

具体的な方法

  • こまめな瞬き
  • 目を閉じる
  • 水風呂に入る
  • 冷たいタオルで目を冷やす
方法説明
こまめな瞬き意識的にまばたきの回数を増やすことで、涙の分泌を促し、目の表面を潤します。
目を閉じる一時的に目を閉じることで、涙の蒸発を防ぎます。
水風呂に入るサウナ室を出た後、水風呂に入ることで、クールダウンしながら目も冷やすことができます。
冷たいタオルで目を冷やす冷たいタオルで目を覆うことで、目の周りの血行が促進され、リラックス効果も期待できます。

これらの方法を試して、少しでも快適にサウナを楽しめるように工夫してみましょう。

コンタクトレンズを外して休憩

サウナ室から出たら、一度コンタクトレンズを外して休憩するのも有効な方法です。

メリットデメリット
目を休ませることができるわずらわしさがある
目の乾燥を防ぐことができるコンタクトケースが必要になる
眼感染症のリスクを減らせる

休憩中は、目を潤すために目薬をさしたり、目を温めるホットアイマスクを使用するのも良いでしょう。コンタクトレンズを装着せずにサウナを楽しむ時間を設けることで、目への負担を軽減し、より快適にサウナを利用できます。

サウナ後の適切なケア

サウナ後は、ただちにコンタクトレンズを外して、以下のケアを行いましょう。

  • 手を清潔にする:石鹸で手をよく洗い、清潔なタオルで拭きましょう。
  • コンタクトレンズを外す:1dayタイプの場合は廃棄し、それ以外の場合はレンズケースの洗浄液を交換してから保管してください。
  • 目薬をさす:人工涙液などの目薬をさして、目を潤しましょう。
  • 目を冷やす:冷水で目を軽く洗い流したり、冷たいタオルを目に当てたりして、目を冷やしましょう。
  • 十分な休息:目を休ませるために、しばらくの間はスマートフォンやパソコンの使用を控えましょう。
ケア項目内容
手の洗浄石鹸でよく洗い、清潔なタオルで拭く
レンズの処理1dayは廃棄、それ以外は洗浄液交換後保管
目薬人工涙液などで目を潤す
冷却冷水や冷たいタオルで目を冷やす
休憩スマホやPCの使用を控える

これらのケアを適切に行うことで、サウナ後の目のトラブルリスクを軽減することができます。

4. こんな時はコンタクトレンズを外すべき

目のトラブルがある場合

すでに目のトラブルを抱えている方は、サウナに入る際は特に注意が必要です。 コンタクトレンズの使用によって症状が悪化したり、新たなトラブルを引き起こす可能性があります。

トラブル説明
結膜炎サウナの高温多湿な環境は、細菌が繁殖しやすく、結膜炎のリスクが高まります。
麦粒腫(ものもらい)まぶたの汗腺や脂腺に細菌感染が起こり、痛みや腫れが生じます。コンタクトレンズの使用は、症状を悪化させる可能性があります。
角膜炎角膜に傷や炎症があると、サウナの熱や乾燥によって症状が悪化することがあります。
ドライアイ乾燥した環境では、ドライアイの症状が悪化しやすくなります。

上記のようなトラブルを抱えている場合は、コンタクトレンズの使用を控え、メガネをかけるか、あるいはサウナの利用自体を控えることをおすすめします。不安な場合は、眼科医に相談してみましょう。

ドライアイになりやすい人

ドライアイの方は、サウナの高温環境によってさらに症状が悪化する可能性があります。

状態説明
涙の分泌量が少ない乾燥した環境では、涙の蒸発がさらに進み、目に強い刺激を感じることがあります。
涙の質が悪い涙の質が悪いと、目の表面を潤す力が弱く、乾燥しやすくなります。

サウナに入る際は、普段からドライアイ症状を感じている方は特に注意が必要です。コンタクトレンズの使用は避け、メガネを使用するか、度付きスイミングゴーグルの着用を検討しましょう。どうしてもコンタクトレンズを使用する場合は、目の状態をよく観察し、違和感があればすぐに外してください。

長時間サウナに入る場合

サウナに長時間入ると、それだけ目に負担がかかりやすくなります。

時間目への負担
短時間低い
長時間高い

長時間のサウナ利用は、短時間の場合と比べて、より乾燥しやすく、熱による影響も受けやすいため注意が必要です。

  • ドライアイが悪化しやすくなる
  • コンタクトレンズの変形の可能性が高まる
  • 眼精疲労のリスクが高まる

これらのリスクを避けるため、長時間サウナに入る場合は、コンタクトレンズを外して休憩するか、メガネの使用を検討しましょう。

不安を感じる場合

サウナにコンタクトレンズで行こうか迷い、少しでも不安を感じるのであれば、無理をせずコンタクトレンズを外すことをおすすめします。

メリットデメリット
コンタクト着用視界をクリアに保てる目の乾燥やトラブルのリスク
コンタクト不着用目への負担が少ない視界がぼやける場合がある

上記のように、コンタクトレンズの着用にはメリット・デメリットの両方があります。

不安な気持ちを抱えたままサウナに入ると、サウナの効果を十分に感じられない可能性もあります。リラックスしてサウナを楽しむためにも、少しでも不安があれば、コンタクトレンズを外すという選択をしましょう。

5. コンタクトレンズなしでサウナを楽しむ方法

度付きスイミングゴーグルの使用

コンタクトレンズを外してサウナに入りたい方は、度付きスイミングゴーグルの着用がおすすめです。水泳用のゴーグルですが、サウナ室でも問題なく使用できます。

メリットデメリット
サウナ室でもクリアな視界を確保できる慣れないうちは装着感に違和感がある場合がある
目の乾燥や熱風から目を守ることができるサウナハットと併用すると視界が狭まる場合がある
コンタクトレンズの持ち運びやケアが不要

度付きスイミングゴーグルは、インターネットやスポーツ用品店で購入できます。視力が悪い方は、快適かつ安全にサウナを楽しむために、ぜひ検討してみてください。ただし、サウナ施設によってはゴーグルの着用を禁止している場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

メガネの利用

サウナにコンタクトレンズなしで入りたい場合は、メガネの利用が考えられます。しかし、高温多湿のサウナ室では、メガネが曇ってしまう可能性があります。

メリットデメリット
コンタクトレンズによるリスクを回避できる高温によりメガネが曇る可能性がある
サウナ施設の設備に左右されずに利用できる汗でメガネが滑り落ち、破損するリスクがある
コンタクトレンズやスイミングゴーグルを用意する必要がないメガネの置き場所や管理に注意が必要

メガネが曇るのを防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • 曇り止めスプレーの使用
  • サウナ室に入る前にメガネを温めておく
  • サウナ室内の温度変化の少ない場所に置く

ただし、メガネの素材や形状によっては、サウナ室内での使用に適さない場合があります。事前にメガネ店に相談することをおすすめします。また、サウナ施設によっては、安全上の理由からメガネの着用を禁止している場合がありますので、事前に確認しましょう。

サウナ施設の設備確認

コンタクトレンズを外してサウナに入りたい方は、事前にサウナ施設の設備を確認しておきましょう。 施設によっては、以下のような設備が用意されている場合があります。

設備説明
度付きスイミングゴーグル度数が合えば視界をクリアに保ちながらサウナを楽しめます。
メガネ置き場サウナ室内にメガネ専用の置き場があれば、安心してメガネを置くことができます。
洗眼器サウナ後の目の洗浄に役立ちます。

これらの設備の有無を確認することで、より快適かつ安心してサウナを楽しむことができます。事前に施設のホームページをチェックしたり、電話で問い合わせたりするのもおすすめです。

6. まとめ

サウナにコンタクトレンズをつけたまま入るのは、場合によってはリスクを伴います。目の健康を最優先に考え、状況に応じて適切な対策をとることが大切です。

メリットデメリット
コンタクトレンズ着用視界をクリアに保てる乾燥、熱による変形、眼感染症のリスク
コンタクトレンズ非着用目への負担が少ない視界が制限される場合がある

不安な場合は、コンタクトレンズを外すか、眼科医に相談しましょう。サウナを楽しむ際には、自身の目の状態と相談しながら、快適かつ安全に過ごせる方法を選択してください。

執筆者

注文住宅会社での20年以上の経験とサウナ好きがこうじて、サウナストーブを独自企画。実際にフィンランドやエストニアへの視察を行い本場のサウナ文化を感じた上で、フィンランド式のサウナストーブを製品化。ストーブの販売から設置、ブース施工までお任せください!

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